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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第9章 *合宿 止まらない気持ち


菅原side


俺が下を向くと慌てて顔を覗き込んでくる


『だっ‥大丈夫です!恥ずかしかったけど‥私がお約束守れなかったから‥菅原さんは謝らないでくださいっ』


そんな事言って‥悪いのは俺なのに‥


「俺の事嫌いになった‥?」

恐る恐る問いかけてみる

拒絶されてもおかしくない
ドキドキとしながら返答を待っていると

『なりませんっ‥!菅原さんの事だいすきですっ‥』

そう言って突然ギュッと抱きしめられる


そんなんズルイ‥


「ありがと‥なんか勘違いしそうになるな」と笑うと
相変わらずキョトンとした顔で俺をみている


『?』


そして改めてみる露わな姿に
急に恥ずかしくなってくる

「俺がしといてあれなんだけど‥その‥胸‥でてると俺また襲っちゃいそう‥」

ふいっと顔を逸らしてしまう



『はわっ!き‥きますっ!』

ハッと思い出したように顔が赤くなっていそいそとキャミソールを着直す

ほんっと顔真っ赤‥かわいい


「本当に顔から火が出そうだね?お仕置き、次は知らないよ?」


そう言って笑うと何を考えたのか

『?!』

急に両手で顔を覆い隠してしまう


『気をつけます‥』

もう誰にも触らせないように釘を刺す


「次は花澄ちゃんの一番恥ずかしいところ攻めるから覚悟しててね?」

両手を引っ張って起こしてやると


『ひゃっ!ひゃい!』

と聞いたことのない裏声で答える



「ひゃいって‥笑 とりあえず合宿もあるし気をつけてね」

優しく頭を撫でる


「さ、トランプの続きしよっか?」

何事もなかったかのように横に座る

内心さっきまでの余韻で心臓はバックバク

でも余裕ないところは見られたくないからかっこつけて何も気にしてないふりをする

何も触っていないのに花澄ちゃんの顔がまた赤くなってくる


「花澄ちゃん?」

わざと耳元で喋りかけると


『ひゃっ?!』

とまた可愛い声を出す


「大丈夫?まだ顔真っ赤だけど?」


遠い目をしたままコクコクと頷いている


「さ、そろそろ寝る?」


そう言って立ち上がると


『寝ましょうかっ!』


とバッと立ち上がるからつい吹き出してしまう



「なになに?また俺のベッドで一緒に寝る?俺は大歓迎だよ?」



きっとこのまま続きをしちゃいそうだけど
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