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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第9章 *合宿 止まらない気持ち


月島side


「はー‥影山に聞いて急いで来たけど‥間に合ってよかったっ‥」


『大丈夫‥?こっちまで来てもらってごめんね!』


心配そうに俺の顔を覗き込んでくる


「本当ですよ‥花澄さんは俺に心配ばっかかける‥」


冗談でそう伝えたのに急に焦りだす姿をみて
プッと吹き出してしまった


「そんなとこも可愛いんですけどね‥とにかく、無事でよかった‥キスされてませんよね?」


未遂だと思うけど‥念の為確認しておこうと思って聞くと急に顔を真っ赤にして取り乱す


『キ‥キス?!なんで?!してないよっ?!』


その言葉だけでそんなに照れるの?
今時の小学生でもそんなに照れないと思うけど


「ふっ‥かわいい‥キスの言葉だけで赤くなるなら  本当にしたらどうなるんでしょうね?」


ビックリしたのか目がぐっとさらに大きくなる

紅く染まる頬をもっと紅く染めてみたくて
さらに顔を近付ける


きめ細かな綺麗な白い肌
近くで見れば見るほど綺麗な顔


『つ‥月島君?テーピングは‥』


花澄さんの声も耳に入ってこない


いっそこのままキス‥してもいいか‥?


ふっくらとした形のいいピンク色の唇に
触れてしまいそうなくらい顔を寄せる


あと少し‥

「ツッキーー!大丈夫?! ってええっ?!お取り込み中?!」


バーンと扉を開け放って山口が入ってくる

タイミング悪すぎない?


「‥山口うるさい‥」


ハァ‥と頭を抱える

せっかく僕の事だけみてたのに


『山口君までどうしたの?!』
と山口に駆け寄って行ってしまう


怪我がないか焦ってるんだろうけど‥触りすぎ‥
手首を掴んでやめさせるとすっかり山口の顔も真っ赤になっている

「あのっ‥キャプテンが花澄さんの様子見て来てほしいって‥手が離せないから俺が来ましたっ」

またキャプテンか‥

『山口君まで‥ごめんね!じゃあ月島君も体育館行ってテーピングしよっか?』


「せっかく2人っきりになれるチャンスだったのに‥」

つい心の声が漏れる


『じゃあ3人で戻ろっか!』


ニコッと笑って花澄さんがこちらを向く


「はいっ!!」

「山口声でかい‥」

「ごめんツッキー!」


いつものやりとりをしていると
後ろから嬉しそうに着いてくる

可愛いからま、いっか

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