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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第9章 *合宿 止まらない気持ち


「あの‥この人に手出さないでくださいね?俺の彼女になる予定なんで」

何かを伝えてすごい顔で睨んでいるからサッカー部の人がビクッとしている

『かっ影山君‥?何を言ったの?』

「内緒っす‥テーピングありがとうございました。じゃあ先戻ってるんで、花澄さんも早く戻って来てくださいね?」


『うんっ!ごめんね!すぐ帰るから宜しくね!』

最後にもう一度、サッカー部の男の子を睨んでから出て行った

喧嘩でもしてたのかな?

それより早く手当してあげなくっちゃ
急いでソファに駆け寄って手当をする

『なんか‥よく分からないけど怒ってたみたいでごめんなさい』

そう言うとその男の子は笑って手を振る

「いやいや、大丈夫っすよ!バレー部のガード固いって本当だったんですね!俺らサッカー部でも白石さんの事狙ってる奴めっちゃ多いんですけど、バレー部のガード固いからって皆んな言ってます」

『えっ?私の名前知ってるんですか?』

「そりゃあもちろんっ!この学校で知らない奴いないんじゃないすか?Tシャツ‥フルネームですね」

『わっ!そうでした‥このTシャツっ』
恥ずかしくて下を向くと顎を掴まれて上を向かされる


「俺も‥ずっと前から気になってました‥良かったら付き合ってもらえませんか?」


『あの‥付き合うってどういう‥?』


初めて会う人に突然真剣な顔をされて言われても
何を求められているのかよくわからない

「こういう事っすよ‥」


顎を掴まれて上を向かされたまま
どんどんとその人のお顔が近寄ってくる

何をするつもりなんだろう
ちょっと怖くてギュッと目を閉じると


勢いよく保健室の扉が開く


「失礼しまース!あれ〜?うちのマネージャーに何しようとしてるんですか〜?」


入口の方を振り向く


『月島君っ?!どうしたの?!月島君も怪我したのっ?!』


びっくりして駆け寄る


「僕はちょっと手首、予防でテーピングしてもらいたかったんですけど花澄さん 中々戻ってこないから心配で きちゃいました」


私の横をすり抜けるとサッカー部の子の手をガッと握る


「来て正解でしたね‥僕のマネージャーに手出さないでもらっていいですか?」


月島君までも睨みつけるように何かを話している

なんだかピリピリしてる?!


サッカー部の子が立ち上がる
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