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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第8章 *新しいチーム 始動


「じゃあ2人とも気をつけて学校行ってらっしゃい〜!また仕事終わったら迎えに行くから!」

菅原さんのお父さんが手を振って車に乗り込む

家に帰って急いで制服に着替えて、学校の用意と体操服を詰める
パタパタと玄関へかけていく


『スガさんお待たせしました〜!』

せっかくなら一緒に学校に行こうと菅原さんもお家まで着いてきてくれた

「ぜーんぜんっ!んじゃいこっか?」

『はいっ!』

電車でもふたりで色々お喋りしながら
気付くとあっという間に高校に着いた

いけない!これ渡すのすっかり忘れてた

『あっ!そういえばこれっ‥』

カバンから包みを出して菅原さんへ手渡す


「ん?俺の弁当箱?」

『菅原さんが用意してる間に時間があったんでお弁当作らせてもらいました!お母さんが使っていいよって言ってくれたんで』

はい!と手渡すと菅原さんがぎゅっとお弁当袋を掴んで抱きしめている

「俺‥これめちゃくちゃ大事に食べる‥」


『ふふっ‥ありがとうございます!菅原さんは食べるのお好きなんですね!』


そういえば前おにぎり作った時も喜んでくれたもんな


「好きな子が作ってくれたお弁当とか堪らんでしょ」


下を向きながら菅原さんが小さな声で話す


『?また部活で会いましょうね!』

笑いかけるとすっごい笑顔で返してくれる


「おう!また部活でね!お弁当マジでサンキュー!今日これ楽しみに頑張れるわ!」


『ふふっ 食いしん坊さんですね?』


2人で笑い合っていると

ヒューヒュー!と周りから声が聞こえてくる
振り向くと菅原さんのお友達?がこちらに向かって話しかけながら歩いていく


「おーいスガー!噂の学校一の美少女の彼女か?!朝からいちゃつかないでくださーい!」


「そーだそーだ!羨ましいから見せつけないでくださーい!」


菅原さんが頭を掻く

「ったくアイツら‥!ごめんね!じゃあまたね!」


そういって私の頭を撫でると
「待て待てお前らっ!誤解だから言いふらすなよっ!」


とお友達を追いかけて行ってしまった

朝から楽しそうだな〜と思っていると突然後ろから抱きつかれる


「花澄〜!おはよっ!」

『葵ちゃん!おはよう〜!!』

「はいはい、朝から天使の笑顔ありがとうございます」

『なにそれー!教室一緒にいこ!』


2人で教室へと向かった
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