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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第8章 *新しいチーム 始動


菅原side



え‥待て待て待て‥



何が起こった‥?!


隣に感じるめちゃくちゃ柔らかい感覚と花澄ちゃんのいい香りがして一気に目が覚める



もしかして、寝ぼけて間違えて俺のベッドに入ってきたの?!



そんな漫画みたいなラッキー、まじで存在すんの?!


突然の事に心臓がドキドキと騒ぎ出す


え‥これ冷静に考えてやばくないですか?
好きな子と一つのベッドの上にいるって‥ね?



しかも、抱き枕か何かと勘違いしてるのか?


『んぅ〜』と目を閉じたまま少し微笑んだかと思うと
俺の腰に手を回して

抱きついたまま また眠ってしまった



え‥どういう状況??



ちらりと下をみると
彼女には大きすぎた俺のTシャツの胸元から横向きに眠る彼女の谷間がみえる



「でっっけ‥」


大きな柔らかそうな胸が形を変えて むにゅっと俺の身体に押し付けられている


触ってみたい欲望に駆られるけど



このままではやばいから少し距離をとろうとする


しかし彼女の足が俺の足を絡めて離さない


もう‥これは花澄ちゃんが悪いんだからね?



俺だって必死に我慢したからね?
少しくらい‥いいよね?


もぞもぞと向かい合って、思いっきり抱きしめる



腕の中にすっぽりおさまる花澄ちゃん


‥ずっとずっとこうしてみたかった

なんでこんなに細いのにこんなにやわっこいの


ぐっと顔を近付けると俺と同じシャンプーの香りを間近に感じる

あんなに好きで好きで堪らなかった花澄ちゃんが今は俺の腕の中にいる


「あーまじでこれ彼女だったら速攻襲っちゃうやつだな」


今までにないくらいに心臓はドキドキするのに
俺の腕の中にある温もりと規則正しい寝息を聞いていると不思議と眠気がやってくる

このまま寝ちゃおうか‥


ギュッと抱きしめたまま俺も目を瞑る

明日の朝起きたらびっくりすんだろうな


びっくりして照れた顔を想像したらそれだけで可愛くてつい微笑んでしまう


「おやすみ‥」


前髪の隙間からみえる形のいい綺麗なおでこに触れるほどのキスをする

ガキみたいだけど
どうか俺のことを好きになってくれますようにと願いを込めて


柔らかくてあったかい体を抱きしめながら
程よい体の疲れもあいまってそのまま俺は眠りについた
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