第8章 *新しいチーム 始動
菅原side
さっきの刺激が強すぎてすっかり元気になってしまった俺の俺‥
こんな状態のまま一緒の部屋で寝れないよな
思わず苦笑いして
自身を柔く握ったままゆるゆると動かす
こんな刺激だけなのに、さっきの花澄ちゃんの姿を思い出すだけでみるみると質量が増していく
「まじで、やべーなこれ‥」
あんまり遅くなっても怪しまれるかもしれないし、手の動きを早めて絶頂へと近付く
「っ‥ふぅっ‥花澄ちゃんっ‥」
最低だと思いながらも彼女を思い浮かべるとすぐに達してしまった
「はぁ‥こんなんで大丈夫か俺?」
少しおさまった自身の熱を冷ますように冷たいシャワーをサッと浴びる
部活でかいた汗も綺麗に流してさっぱりして浴室からでる
あれ‥そーいえばドライヤーの音聞こえなかったな?
「おーい‥入るよ‥?」
そろりと自分の部屋のドアを開けると、布団の上で丸くなってすやすやと眠る彼女の姿があった
うっわ‥寝顔可愛すぎる‥
めちゃくちゃ可愛すぎてつい見惚れてしまった
「髪の毛乾かしてないじゃん‥」
仕方なくトントンと叩いて起こすことにする
「おーい?花澄さん??髪の毛乾かさないと風邪ひきますよ〜?」
ぐっすりと眠ってしまっているのか中々起きない
それにしてもやっぱりまつ毛なげ〜
顔を近くで眺めていると、俺の乾かしていなかった髪からポツリ
しずくが花澄ちゃんの顔に落ちる
『んっ‥つめた‥すがさん‥?』
とろりとした目がこちらに向けられる
「髪の毛乾かさないと風邪ひいちゃうよ?」
改めて伝えるとまだ夢の中なのか?寝ぼけているのか
んっ!と両手を伸ばしたまま目をつむっている
『おこしてくれますか‥?』
ふにゃふにゃと喋りながらまた目が閉じてしまいそうになっている
このまま放っていると寝てしまいそうだ
意を決して前から抱っこするように花澄ちゃんを立たせてあげる
柔らかな胸が俺に密着してまたゆるりと自身が反応しはじめる
これ以上はやべーな‥と思っていると
パッと立ち上がりフニャッとした笑顔でこちらを向いて
『ありがとぉ〜ございます』と
いつもよりも甘ったるい喋り方をしてお風呂場へ歩いていってしまった
俺、これ心臓何個あっても足りないかも
自分も髪を乾かす為に浴室へと向かった