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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第8章 *新しいチーム 始動


菅原side


それにしても、いくらパンツが大きかったからってTシャツ一枚で仮にも男の部屋にやってくるか?!


だってその下ってもう‥ね?!
マジでどこまで無防備なの?!



こんなのもう襲ってくださいって言ってるようなもんだよね?!


天然って怖い‥


「そっ、そっか‥!でもちょっと待ってね‥そのままじゃ俺が持たないかもだから‥」


すでに反応してしまっている自身に気付かれないようにしゃがんでクローゼットの中を漁る


『もたない‥?』


全く理解してない花澄ちゃんは不思議そうにキョトンとしている


「あったあった!これならウエストに紐が入ってるから結べるんじゃないかな?」


さすがにその格好で寝られるとマジで襲わない自信ないし

花澄ちゃんの方を見ずにスエットのパンツを渡す


『有難うございます!』


お風呂場に行って着替えてくるだろうと思っていたら、背後でゴソゴソと服を着替えている音がする


まじかよ‥ここで着替えてんの?!
警戒心っ!


まじでこれ高校生男子で我慢できんの俺だけじゃね?!


口から心臓でんじゃないの?と思うくらいドキドキしている


『いけました〜!有難うございます!』


なんとも思っていないであろう当の本人はいつも通りのゆっくりした口調で嬉しそうに話しかけてくる


まぁでも俺もTシャツ一枚はさすがに我慢できないから、下も履いてくれて良かった!


「まじ!良かった良かった〜!」


ホッとして振り向くと
だぼだぼのズボンを細いウエストでギュッと結んでいて、いかにも彼氏の服着てますって感じがやばかった


「っ!これはこれでやべーかも‥」



なんか‥俺のモンって感じがすげぇ

まぁでも!!さっきよりかは?マシ‥か‥な?
そう自分に言い聞かせる


『スガさん、なんだか顔赤いですけど暑いですか?』

気が付くと目の前に花澄ちゃんの顔が迫っていて飛び跳ねる


「へっ?!あ〜‥そうそう!ちょっと暑くなっちゃったわ!汗流してくるから適当にゆっくりしてて?ドライヤーだしとくから使ってね?」


部屋を飛び出るようにしてお風呂場へ向かう


はぁ〜‥やばかった‥
鏡に映る自分は余裕のない顔をしている


「とりあえずサッとシャワー浴びて頭冷やすか‥」



服を脱ぎ捨ててシャワーを浴びる
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