• テキストサイズ

ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第8章 *新しいチーム 始動


菅原side


部活終わり
急いで着替えてくれたのか少し息の切れた様子で走ってきてくれた


『お待たせしました!行きましょうか!大地、また明日ね?』


「オウ!また明日な!スガのお母さんに宜しく!!」


大地ごめん!と心の中で手を合わせる


そんな俺たちの様子に全く気付いてなさそうな花澄ちゃんは相変わらずの笑顔で子供のように手を振っている


それから2人で近くのスーパーへ買い物に行く

『スガさん、何食べたいか決まりました?』


隣を歩きながら自然に上目遣いになりながら聞いてくる

「そうだな〜やっぱり麻婆豆腐かな?」


俺の大好物だ

するとふふっと可愛い笑みを溢しながら

『そうかな〜と思ってました!じゃあ急いで材料買っちゃいましょう!』

と言ってくれる


手分けして買いましょうか?と言ってくれたけど、せっかくだから2人で買って回った
1人にしたらまた誰に声掛けられるかわかんねーし!


俺がカゴを持って、2人であーだこーだ言いながら買い物かごに入れていく
そんな時間がたまらなく幸せだった


最後にアイスコーナーをみていると、前に花澄ちゃんが食べたいと言っていたアイスを見つけてカゴにいれた

「夜ご飯作ってくれるからお礼ね?」


そう言うと本当に子供みたいなあどけない笑顔でめっちゃ喜んでくれた

楽しい時間はあっという間に過ぎて、お会計を済ませて外へでるともう父親が迎えに来ていた

「おーい!孝支!こっちこっちー!」


2人で駆け寄ると花澄ちゃんが頭を下げてお礼を言ってくれる


『スガさんのお父様!お仕事終わりなのにお迎えにきてもらってありがとうございます!』


「いやいや〜こちらこそお言葉に甘えてしまって!本当にありがとう!それにしても孝支に聞いていた通りの美人さんだね!」


『とんでもないです!私も一緒にご飯食べてもらえて嬉しいです!お父様もとっても爽やかでかっこいいです!さすがスガさんのお父様ですね!』



それって、俺も爽やかでかっこいいって事?
つい顔に熱が集まる



それから2人で後部座席へと乗り込む

最初は部活の事だとか色々話してたけど少しずつ口数が少なくなって来たと思ったら


こてん、と俺の胸に寄りかかってくる



独り占めしているようで、この時間がずっと続けばいいと思った
/ 376ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp