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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第8章 *新しいチーム 始動


菅原side


おそるおそる聞いてみると
パッと花澄ちゃんの顔が明るくなる


ホッとしたような、目尻が下がったフニャッとした笑顔が可愛すぎる

『もちろんです!じゃあ帰り一緒にスーパー寄って帰りましょっ?』


待ってそれもう一緒に住んでるカップルみたいじゃん


「うわーまじで嬉しいってか助かるわ‥母ちゃんに連絡しとく!」

つい本音までポロッと口から零れ落ちてしまう

『連絡お願いします!』


ニコッと笑うかわいい花澄ちゃんに敬礼して部室へと急ぐ

優しすぎるよな‥わざわざ夜ご飯作りに来てくれるとかやっぱり天使じゃん


てかやっべ‥今日一緒に帰れて手料理まで食べれんの?俺今日誕生日かな?
あまりの嬉しさにスキップしそうになる

部室の扉を開くと他の部員たちが着替えていた


「オス!スガさんどうしたんすか?」


「ちょっと母ちゃんに連絡!」


急いでメールを送信する‥とすぐに電話がかかってくる


「もしもし?!そんな優しい事言ってくれる子がいるの?!まさか!例の?!マネージャーちゃん?!嬉しい〜お母さんも会いたいって思ってたのよ!本当にお言葉に甘えていいのかしら?!」


受話器からすごい勢いで話す声が聞こえる


「うんうん、そうだよ!花澄ちゃんのご両親は海外で働いてるからいないし、一緒に住んでるお兄さんも今出張中でいないから1人でご飯食べるのさみしーんだって」


「まあ!それならお言葉に甘えてお願いしちゃおうかしら?!お礼言っててね!あぁ〜嬉しいっ!楽しみっ!お母さん運転できないから、お父さんが仕事終わったらお迎えに行ってもらうからスーパーで待っててね!」


「おー!サンキュ!じゃあまた後で!」



ヨッッッシャー!
思わず叫びそうになるけど心の中でガッツポーズする


ヒョイっと田中が俺の顔を覗き込んでニヤリとする


「なんか嬉しそうっすね?いい事あったんすか?」


今度は俺がニヤリとして田中に迫る


「ふふふ‥内緒だよ!」


そう言うと部室を飛び出て体育館へとまた戻る
教えてくださいよー!と田中の叫び声を遠くに聞きながら


『お母さん、どうでした?』
少し不安そうに聞いてくるからついまた頭をヨシヨシと撫でながら答える


「嬉しいって!助かるってさ!」



『わー!本当ですか!良かったー!』
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