第27章 五色の夜 春日山城編2 【幸村】R18
私、変…
恥ずかしいのに、すごくドキドキして
もうきっと濡れてる…
鼓動が高鳴ってしまってるけど、悟られたくない。
私の心臓…おさまって…
さっきの幸村みたいなことを考えていると、彼は空いた片手を伸ばした。
だけどその手は震えていて、
「…くっ…何、震えてんだよ…」
また眉間にシワ寄せながら吐き捨てるように言った様子を、再び可愛いと思った。
大きくて少し固い手が私の肌に触れ、肩から背中へと撫でていく。
「何だよこの手触り。ずっと触ってたい」
感触を楽しむように背中を撫で下ろされると、ゾクゾクっとして、
「…んんっ…」
小さく声が漏れてしまう。
すると肌を撫でていた手が止まり、幸村はいきなり、私の片胸を口に含んだ。
「ああっ!」
濡れた熱い感触に包まれ、さらに敏感な尖端を舌先でなぶられてしまう。
もう片方の胸は、大きな手でむにゅむにゅと形を変えられた。
突然の刺激に戸惑うけど、まだ私の両手は強い力で封じられていて身動きがとれず、
「ぅ……やぁんっ…ん」
声を漏らす以外になすすべもなく、ずっと胸を弄られ続けた。