第25章 貴女を意のままに4 【三成】R18
華奢な肩、胸元から腰への曲線が煽情的で、いくら見てもまだ足りない。
息をのんでじっと見つめる。
「恥ずかしい…灯りを消して」
「嫌です、貴女のすべてを目に焼きつけたい」
やがて三成の片手で、身体の線を確かめるように撫でられ始めた。
名無しは全身の感覚が鋭敏になっていて、どこに触れられてもすべて快感へと繋がっていく。
背中をのけ反らせて、吐息混じりの甘い嬌声を上げて…。
(名無し様にかけた暗示は消えた筈なのに…)
触れられると快感が高まる
そう暗示をかけて触れた時と同じようだと思いながら、三成は彼女の反応を取り零さないように注視する。
(そして我を忘れる…)
既に名無しの下腹部はうずいていた。
そこに三成の固いモノが当たる感触。
名無しは腰をそっと前にずらして、寝間着越しにそのモノを脚の間にあてがった。
(きもちいい…)
それは完全に無意識の行動。
「名無し様、身体が疼きますか?」
全て察した三成の言葉に、名無しは我に返る。
(やだ私…はしたない事を…)
「褥に行きましょう」
素直に頷いた名無し。
まるで操っているかのように、一連の反応があまりにも思い通りで…
「名無し様、私の首につかまって」
無自覚に妖艶な笑みを浮かべた三成は、彼女を両腕に抱き上げて運んでいった。
褥にそっと下ろすと、蝋燭をいくつか消して適度な明るさに調整する。
それから名無しに口づけて髪を撫でながら夜着を全て脱がせ、ゆっくりと身体を倒していった。
首、胸、お腹へと唇を触れさせてから、なめらかな太ももにちゅっと口づける。
ちゅっ…ちゅっ…ちゅっ…
太ももから膝下にかけて優しく撫でて、何度も口づけを落としていくと、最初は強ばっていた名無しの身体から次第に力が緩んでいく。
脚を少し開いてみて、抵抗を感じると手と唇の愛撫でほぐして…
また少し開き、またほぐして…
それを繰り返していき、とうとう完全に彼女の両脚を大きく開かせた。
露わになった秘裂は十分に潤み、チラチラと光っていた。
「だめ…恥ずかしい…」