第24章 貴女を意のままに3 【三成】R18
ふくらはぎから太ももへと撫で上げると、彼女の表情や声はさらに色づいていき、
吸い寄せられるように口づけながら、名無しの脚の間にそっと指を伸ばした。
ぴちゃっ…
そこはたっぷりと潤っていて、三成は内心、驚きながら絡みついてくる蜜を右手の指ですくい取った。
「んんっ…」
口づけで唇を塞がれていた名無しは、鼻から吐息を漏らす。
(濡れてる……こんなにも…)
繊細な部分を傷つけてしまわないか心配で、恐る恐る指を動かして花弁をなぞると、ぴちゃっ…ぴちゃっ…と高音の水音がそれに伴う。
いつからか、名無しの腰はうずうずと揺れていた。
蜜の中で指を泳がせて、ふわふわと柔らかい秘部の感触や形を鋭敏な指先で感じ取っていく。
「あんっ…ぅ…あっ…」
彼女はピクピク身体を跳ねさせていたが、隠された小さな粒に三成の指先が到達すると、
「ぁんっ…ああっ!」
背中と顎をそらして艶めかしく喘いだ。
「ここ…イイですか…?」
そう問いながら、ツンと主張し始めた粒を優しく刺激すると、名無しは切なげに顔を歪めて頷いた。
(名無し様のこんな顔は見たことがない…)
その歪んだ表情は、はっとするほど綺麗だと思った。
刺激が増えるにつれ、ちゅぷちゅぷと溢れ出してくる蜜。
「…あっ…んんっ…いっ…いやぁっ!」
身体の反応は大きくなるが、名無しは眉を寄せて悲鳴のような声を上げ、頭を大きく横に振る。
湧き上がる快感があまりに大きくて、
名無しはそれに戸惑い、自分が一体どうなってしまうのかわからず怖かった。
所在無さげにさまよう彼女の手。
それを三成の左手がパッと捕らえて包み込んだ。
「名無し様、大丈夫です。どうか私に身をゆだねて…」
名無しは息をのみ、涙をたたえた瞳で三成を見つめた。