第18章 託された花1 【謙信】R18
「‥‥ん‥‥ぅん」
「目が覚めたか?」
「う‥‥ぁん‥‥」
状況を把握する間もなく、激しい突き上げによって名無しは再び快楽に引きずり込まれた。
激しい嬌声が上がり、膣壁はぎゅうぎゅう締まる。
「くっ‥‥きついな‥‥」
「‥‥ぁっ‥‥ぅっ!」
律動しながら、謙信が指先で名無しの小さな秘核に刺激を与えると、
「‥‥ぃやぁ!!…」
背中を弓なりに反らして、彼女はあっという間に絶頂に押し上げられた。
「お前は俺だけのもの…忘れるな…」
「はい…」
途切れそうになる意識を繋ぎ止め、名無しが謙信の左右違う色の瞳を見つめ返すと、慈しむように柔らかな口づけが頬へと落とされた。
愛する人の腕に抱かれ幸せな微睡みに落ちていった。