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*名探偵コナン* Daylight *降谷 零*

第10章 *File.10*(R18)


「俺もそろそろ限界だ」
「ひゃっ、あン、やっ……れ、い!」
「……くっ……雪乃ッ」

腰を支えて突き上げれば、無意識らしいが、軽くイッた雪乃のナカは更にキツく締め付けて来る。
初めて抱いた時から、この感度の良さは変わらないな。
普段の雪乃からは想像出来ないぐらい、乱れ切った艶のある表情と肢体。
風呂場の水滴で濡れた身体が、更に美しさを際立たせる。
俺だけが知っている、オンナとしての雪乃。
雪乃を構成する全ては、俺だけのもの。
誰にも渡さない。
雪乃が俺のかけがえないたった一つの宝物だと気づいたのは、一体何時の日だった?

「愛してる」

何度でも伝えるよ。
キミだけに。
これから先、何時何処にいても何があっても、それだけは忘れないでくれ。

「…零」
「ん?」

力無く伸びて来た腕が、ゆっくりと俺を抱き締める。
そっと開かれた瞳は、とても綺麗で優しい色を見せた。

「愛してる、貴方だけを」
「!」

ゾクリと背中があわだった。
同時に雪乃のナカで、俺自身が更に膨張する。
早くと、律動を急かすように。
このまま、貪るように愛し尽くしてしまえ。
心までもが、俺を急かす。

「…零?」
「お前は一体何処まで俺を夢中にさせれば、気が済むんだ」
「?」

考えるまでもなく、全くの無自覚。
本当に参るよ、お前には。
お互いに身体と心の準備は整った。

さあ、今から一緒にイこうか?
オトコとオンナの、快楽の地の果てへ。


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