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*名探偵コナン* Daylight *降谷 零*

第8章 *File.8*(R18)


「ふっ」
「どうかしましたか?」
「隠すのを止めただけだ」

黒の組織が壊滅した時点で、元々そのつもりはなかったが。
芸能人のスクープか?
撮られた!って。
送信されて来たLINEは勿論、写真付き。

「微力ながら協力します」
「すまないが、頼りにしている。なんせ相手は、警察病院外科医お墨付きのお転婆刑事だからな」
「ぷっ、くくく。あ、すみません!」
「事実だ。我慢せずに笑ってくれていい」
「…苦労、しますね」
「お互いに、か?」
「い、いえ…」
「それは肯定しているのと同じだ、風見」

チラリと冷ややかな視線を送れば、メガネの奥の視線をツツっと逸らされた。


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