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*名探偵コナン* Daylight *降谷 零*

第18章 *File.18*(R18)


「…れ、い」
「ん?」
「も、帰ろ」

一度触れると止められなくて、長いキスの後。
色香を放ち、そんなトロンとした目で見るな。
我慢出来なくなるだろ。

「無理」
「無理って…ちょ、ちょっと!」
「はいはい」

横抱きにして店の明かりを消すと、バックヤードへ入り、内側から鍵を閉める。

「な、何して、んッ!」

パソコンデスクに座らせると、間を置かずに唇を重ね、ジャケットのボタンを外す。

「んっ!んっ!」
「煽った責任は取れ」
「へっ?あ、ンっ!」

そのままブラウスのボタンとブラのホックを外し、露になった胸先に触れる。

「だ、だめっ、あっ…」
「にしては、感度がいいな」
「…だ、て…っ、はぁ、ン」
「…エロい」
「ふぇ?」

肩から落ちた脱がされ掛けのジャケット、ボタンが空いたブラウスから露わになった、弾力のある柔らかな胸。
開いた脚の間に割り込み、音を立てて胸先を舌で舐めて吸いあげれば、抑えながらも洩れる喘ぎ声と共に反り返る背中。

「凄く濡れてる」
「ひゃ、んっ」

指先で太腿の中心に触れると、そこはもう十分濡れていたから、身体を浮かせてパンストと下着を剥ぎ取った。

「れ、零っ?!」
「ここまで来て、止めれるワケないだろ」

雪乃を逃がさないように片手で抱き留めたままベルトを緩め、既に準備が整った自身を出す。

「ほ、本気?!」
「当たり前」
「や、んーっ!」

応えながら、ぐちゅんと音を立てて雪乃のナカを貫くと、細い腕がぎゅっと首に巻きついて身体がビクリと震えた。

「きっつ」

慣らしてないし、今がまるで禁断のオフィスラブみたいな状況もあるせいか、何時も以上に締まる。
気を抜いたら、動く前に持っていかれるな。
これはこれでいいが、何せ場所が悪い。
今は雪乃をゆっくり抱く時間もない。

「信じ、らんない」
「心配するな。俺もそう思ってるよ」

俺にとっても、今はまさかの状況なんだ。

「……」

直ぐ近い場所で絡み合う、責めるような視線。
本人は自覚がないんだろうが、その瞳は涙で潤んでいて更に色気が増すだけ。


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