第2章 五条悟との出会い
「「「は…?」」」
『満縷はものじゃないよ?』
「いいから…、おい!」
男の子がどこかに向かって声を発すると人が来た
「はい、悟様」
「この子家に連れて帰る」
「はい!?さ、悟様、その子は蘆屋家の長が大事になさってる…」
「うるさいなぁ、じゃああの爺さんのとこ連れてけ」
「…わかりました、面会希望を出してきます」
「早くね」
『満縷のお家はここだよ?お兄ちゃんだれ?』
「今更じゃん、俺は五条悟」
『さとる?』
「そう、悟」
『悟お兄ちゃん!』
「ありえない!」
「五条の家の者が勝手にそいつを触っていいと思ってるの!?」
「お前なんてお爺様に殺されちゃえ!」
「悟様!面会許可が出ました」
「わかった、満縷いこっか」
『?、うん』
兄弟達は悟お兄ちゃんが殺されるものだと思っている
私もそうなってしまうと思っていたが仕方ないことだと胸に秘めた