• テキストサイズ

影の花

第29章 番


瑞は困ったように微笑み、鈴蘭に目をやる。

「鈴蘭さんは……」

鈴蘭はビクッと肩を上下に揺らし、ぴくぴくと反応を示すモノを瑞の顔の前に押し付けた。

「こ、こないなぬるい真似でうちが満足する訳あらへん……どうせあんたの本性もこないなもんと違うやろ? ほら……っ、ちゃんと朝顔くんにやっとったみたいにしてみい」

鼻先に近づく鈴蘭の亀頭はつやつやとした桜色で、竿も色白で可愛らしい。

瑞は躊躇った顔をするも、先細ったそれをぱくりと咥え込んだ。

興奮で熱くなった瑞の咥内の温度に、鈴蘭は間の抜けた表情で声を漏らす。

「んぉお……っ」

瑞はゆっくりと根元まで咥え、全体を唾で濡らす。

顔を前後し、鈴蘭のモノを搾り始めた。

「あっ、あっ、あっあっ……はぁ、あかんっ、これ、気持ちよすぎるわぁ……!」

「あ……」

桔梗はごくりと唾を飲み込む。

竿は元気良く上下に跳ね、熱い視線が瑞の口元に注がれる。

瑞は視線を上げ、鈴蘭のモノから口を離す。

先走りで根元まで汚れた桔梗の自身に舌先を押し当て、下から上へとねっとりと舌を這わせた。
/ 402ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp