【チェンソーマン】民間デビルハンターはヒロフミくんに愛される
第1章 出会いと提案
「組む?」
「一緒にパトロールしたり、戦おうって事」
私と協力関係になりたいって事?ㅤでも、何で……。
疑問に思っているのが顔に出ていたのだろう。
吉田くんは微笑み、
「苗字さんの戦い方とか、見てみたくなったんだ」
と言った。
そういえば、吉田くんも民間のデビルハンターらしい。
実際に彼が戦っているところは見た事がないが、そういう噂を聞いた事がある。
「……ぜ、善処します?」
今まで誰にも『一緒に戦おう』なんて言われた事がなかった私は、はいともいいえとも違う、曖昧な返事しか出来なかった。