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花虎の尾/[DC]松田陣平

第8章 正義


降谷side

携帯を回収した奴のさんを見る目付き…

部屋に入れずに留まれと行ったやつと一緒。


嫌な予感がする…。

降「まずい…。早く助けないと…」


そう言いながら、靴紐を取り、
手の感覚だけで、班長の結束バンドを削り切る。

するとすぐさま班長は自分と僕のガムテを取る。

伊「やるな!降谷!」

外には聞こえない程度に班長は声を出し、
僕の拘束も外してくれた。


すぐさまドアノブに手をかけるが…


鍵がかかっている。



伊「犯人の狙いはなんなんだ?
郡山を残した理由も分からんし。」


うーんっと悩みながら班長は次々に拘束を外していく


降「ATMの現金補充が狙いだと思う。
防犯上補充のタイミングは知らされていないが

ATMの防犯カメラをチェックしてある程度の収支を計算すれば大体の予想はつくだろう…」


3人で今いる犯人を制圧するのは厳しい。
かといって外に助けを求める手段が…


伊「でも、なんで顔を隠してないんだ…?」



…。


降「どうせ目的達成したら殺すつもりさ…。
…、なによりさんを助けないと…。」



部屋の外から
「……ぃゃ!!」
っと小さくだがさんの声が聞こえる。

まずい。考えろ考えろ。





…!配電盤!!
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