• テキストサイズ

花虎の尾/[DC]松田陣平

第8章 正義





授業が終わり、ご飯も食べ終わっても、

伊達班長の言葉が頭から離れなかった…


ー誰よりも強くならなければ…ー


「正義は遂行できない…か…」


何故か自分は正義が遂行できないと言われているように
感じてくる…






「あー、やめたやめた!」

部屋に居ると暗くなっちゃう。
ちょっと風に当たろうかな…


ショートパンツを履いていたが、誰に会う訳でも無いが
生足は良くないかと思いスキニーに履き替えて
外に出た…。




少し歩いた所に見覚えのある影が見えた…







「…伊達班長…?」





影はくるっとこちらを見て


伊「あぁ、郡山か。」

「何してるの…?」

と応えると少し空を見てふっと笑いながら

伊「少しばかり、頭冷やしてたんだよ。
降谷にちとばかり、言い過ぎたなって」


日中の言葉だろうか…


「私もあの言葉のおかげで正義について
考える事が出来てるから…

みんなにとっても良い機会になってると思うよ」



あの授業のあと萩くんとかもなにも喋らず
考え込む等になっていた、…



それは良かった…のかな…と
複雑そうな表情の班長になんて声掛ければいいか
迷っていたら、

後ろから足音が聞こえる
/ 90ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp