第8章 正義
伊「なぜ、俺の膝を打ち抜かない。
どうして躊躇した?
これが本物の現場ならお前は大怪我にあい
被疑者は逃走しているぞ!」
伊達班長は何も間違った事は言ってない…。
伊「凶悪犯に情けなんていらねぇ。
こっちが弱さを見せたら最後。
とことん、弱みにつけ込まれて…
…
待っているのは親父のような
最悪の結末だけ…」
伊達班長…のお父さん…?
伊「誰よりも強くなければ、正義は遂行出来ねぇんだよ
俺は、何か間違った事を言ってるか?、」
多分その場にいる誰もが正論だと思い
誰も反応しなかった…。
多分…。誰よりも強くないとっていう気持ちが
伊達班長を強くしている理由なんだろうけど…
でも…
力だけが…
全てじゃない気がする…
ただ今は伊達班長を納得させれるような言葉は言えないと思い
この気持ちは心の隅においておいた…