• テキストサイズ

花虎の尾/[DC]松田陣平

第8章 正義




伊「なぜ、俺の膝を打ち抜かない。

どうして躊躇した?


これが本物の現場ならお前は大怪我にあい
被疑者は逃走しているぞ!」


伊達班長は何も間違った事は言ってない…。


伊「凶悪犯に情けなんていらねぇ。
こっちが弱さを見せたら最後。
とことん、弱みにつけ込まれて…





待っているのは親父のような

最悪の結末だけ…」


伊達班長…のお父さん…?


伊「誰よりも強くなければ、正義は遂行出来ねぇんだよ



俺は、何か間違った事を言ってるか?、」



多分その場にいる誰もが正論だと思い
誰も反応しなかった…。



多分…。誰よりも強くないとっていう気持ちが
伊達班長を強くしている理由なんだろうけど…




でも…




力だけが…

全てじゃない気がする…



ただ今は伊達班長を納得させれるような言葉は言えないと思い


この気持ちは心の隅においておいた…
/ 90ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp