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花虎の尾/[DC]松田陣平

第8章 正義


鬼「次!降谷!」


その声で降谷くんが面を被りはい!っと立ち上がる…


松「こいつぁ、見物だね…」

萩「学科成績は降谷の方が上だけど…」


皆評価オールAの降谷くんと
10人抜きしている班長の対決をじっと
固唾を飲んで見守る…


松「行け!零!
リア充野郎に負けんじゃねぇ!」



…馬鹿だ…と呆れ笑いながら
私も降谷くん達を見守る…


鬼「はじめ!!」


その合図と、ともに
降谷くんがまず間合いをつめていく
がしっかりと班長も応えている


松「おい、萩…
どっちが勝つかかけねぇか…?」

そんな不敵な笑みに対してのる萩くんは
本当に悪友だなぁと思う


それぞれ陣平くんは降谷くんに。
萩くんは班長に賭けた。



松「班長は、俺との試合で膝を負傷し、
さらにが追い討ちかけてる…。
そこを零が見逃すとはおもえねぇ…」


そう言われ、自分の試合の時に少し班長の右足が重く見えたのは、そういう事だったんだと少し納得


萩「おま、きたね…!」

その瞬間班長が右足に体重かけた瞬間
動きが鈍くなる…

そこを降谷くんは逃さず…



いくと思ったら降谷くんはピタッと止まる


バァンッ!





上から班長の竹刀が当たって試合終了…




松「おいおい、」

景「零!?」

賭けに勝った萩くんは喜んでいるが
陣平くんも景くんも異変に気付いていたのか
驚きが隠せない…


弱点を見抜いて手が出せなかったんだ…


伊「相手をも無傷で制圧する…。
それは、制圧できた時の話だ…。

ガッカリだよ。降谷」


そう苛立ちを隠しきれない班長は面を取りながら話す
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