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花虎の尾/[DC]松田陣平

第8章 正義



松「…っし、縁起直しに今度の休みに
どっか行かね?」

そう提案する陣平くんにふっと優しく笑いながら


萩「工具店じゃなくて、バイクか車屋だったらいいぜ」


へぇー、萩くんは乗り物系好きなんだ…
男子は似たようなものが好きでいいねぇーって他人事に感じてたら


諸「いいね!付き合うよ!」


松「っし!も勿論いくよな?」


私も仲間に入っておりへっ?と聞き返す


松「よし、決まりな〜
…そーいやぁ、
バイク店ってつったらこの前妙な刺青入れてるやつが
いたな…」



私は確定なのね…まぁ、暇だし皆で遊ぶの楽しそうだからと
何も反抗しないでおく。


萩「タトゥー??」
タトゥーと聞いた景くんの顔色が悪くなっていく…

松「あぁ、あのー、台付の盃みてぇな

ゴブレットつーの?


…あんな図柄の…」


諸「それ、どんな男だ!!
どこに住んでる!?」

どんどん青くなっていく景くんは
陣平くんの肩をガっと掴んで凄い形相で質問攻めをする



松「知らねぇよ!

そんな気になんなら、今晩行ってみっか?
常連みてぇーだったから、店員に聞けば何かわかるかも」




ドォンッと目の前に人が転がり込む

鬼塚教官の「そこまで!」の声で


今班長が10人抜きしてる事が分かった…



つ、強すぎる…
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