第7章 仲直り
降谷side
鬼塚教官は一応病院には検査しに行ったが
何も以上無いということで一安心した。
伊達班長は残りの皆を集め各自部屋に戻るよう指示をする
僕はくすねた彼と一緒に
1連の報告をしに行った。
鬼塚教官の代わりに報告を聞いてくれている教官達は
拳銃を分解した事。
弾をくすねた事。
的以外にましては人に対して撃った事。
でも2人の命が助かったこと。
非常に頭を抱えて、処分をどうするか考えていた。
降「分解した事も、くすねてしまった彼も
処分対象にはなるかとは思いますが、
そのふたつが無ければ、今回
なんの問題もなく教官は助けれなかったと考えています」
あくまでも結果論に過ぎないが。
熟考の末、今回だけ特別に不問になった…。
その事を班長達に伝えようと食堂に出向く
萩「お、降谷ちゃん!どうだった?」
また、違う女子達と食べてる…
飽きないなぁ…と思いながらも不問の事を伝える
萩「そりゃあ、良かった良かった♪
あ、陣平ちゃんなら屋上に居ると思うよ」
僕が誰を探しているのかすぐに分かるあたり
そんなに顔に出ていたかと少し焦りながらも笑顔で応える
降「…あぁ。伝えてくるよ。」