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花虎の尾/[DC]松田陣平

第7章 仲直り


松田side


人に対してそんなに純粋に信じ込んで、
言われた言葉を数日もかけて頭で考えて…。


今後警察官としてやってけんのかよ
と心配が勝ち、俺が心配してるのが少し面白く感じてきた。


本当は。俺が殴りてぇけど…。

松「…。は父親の事、ぶん殴るんだろ?」


そう言うと泣きそうになってた顔が
目まん丸にして焦り出す


ぶん殴るまではしないなんて

手は出すのは確定ともとれる言葉に
大真面目に応えるもんだから吹き出してしまう



少しでいいから俺の分まで殴ってっと頼んだら
ガッツリのせるなんて意気込んでるし…




あー…。あんたは何年も心にあった俺の復讐心を
こうも溶かしちまうのか…




満面の笑みを見せてくれたあんたをみて




やっぱ、のこと嫌いじゃないな…


最初は手当てしてくれた時にふと思った

そして今改めて思った。




パッとの顔をみると
みるみる顔が赤くなっていく。

それはさっき怒って力が入りすぎてなっていた赤さ
じゃなく…




あ…。



俺声出てた…?





別に嫌いじゃないって言っただけだからなんも
おかしいことは言ってないんだけど…





嫌いとか、好きとか言われ慣れてないんだろうか…







少し可愛いと思った事は俺自身気付くのはもう少し先…
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