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花虎の尾/[DC]松田陣平

第6章 彼の過去




掛け声とともに
私は時計を一瞬確認する。



すぐに諸伏くんが班長の上にのり

気絶している作業員を下から支える



諸「もうすぐ、仲間が助けますから


それまでくたばんないで下さいよ…」


重りは無くなったからすぐにってことは無いが
自分の体重分はしっかり首にかかっている…


油断はしていられない。



慌てるだけ慌ててボーッと突っ立ってる人達に
苛立ちを覚え


「なにしてるの!
そこ4人位ですぐに横に寝かせれるようにマット!
そこの2人!医務室に事情話してきて!」


指示を飛ばすと、
私がすごい剣幕だったのか、「はい!」っと
飛び跳ねて動き出した…。

30秒も経った…。


周りの状況を確認した上で不測を考えないと…


陣平くんの所に行くと


松「元々故障していた拳銃のうえに
試射なしで正確に弾を発射させる精度が必要になる…


あのロープをパツキン大先生に1発で仕留めて
貰わなきゃならねぇからな…」


少し時間が、かかるか…と
思い少し焦る…。

弾が見つからない今
ロープを切るという手段も用意しといた方が良さそう
だな…



萩「ちょっと失礼〜」

皆の足元におもむろに屈んで探す
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