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花虎の尾/[DC]松田陣平

第6章 彼の過去


鬼「拳銃訓練は中止だ!!中止!!
全員装備返却!!松田そこに立っとれ!!」

限界が来たのか、
物凄い剣幕で中止を言い渡す

そこにへいへいとバラバラになっている拳銃の傍で
立っていた。

本当に毎日毎日、問題起こすねぇー
っと半分呆れ、半分面白い感情が混ざりつつ
拳銃を戻し、

ちゃんと戻ったかの確認を教官達が行う




ーーーー



鬼「弾が1発無いだと!?!?!?」


そんな言葉でみんなの空気がピリッとする
1人欠伸してる人がいるけど…笑



補助教官が鬼塚教官にちゃんと数えたのと
あと回収してないのはバラッバラになった拳銃だけと
報告を受けた教官は陣平くんをギロッと睨みつけ



鬼「お前、なんでまだ元に戻してないんだ!!」

そんな教官に

松「だって、立ってろって言ってたじゃないっすか」


割と正論だと思ったのかそれについてはまぁいいと教官は良い

鬼「くすねた弾をすぐに出せ。
今すぐ出したら今回だけ不問にしてやる」



え、陣平くんが疑われてるの?
一瞬で心の中にモヤモヤが走る


松「弾なんて持ってないっすよ!
全弾撃っちまって、空薬莢も全部補助教官に渡したし」


そんなやり取りを周りの人達は陣平くんを
冷ややかな目でみているのが伝わってくる…


鬼「嘘をつくな!!貴様以外に誰がいる!!!」

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