第6章 彼の過去
「ちょ、陣平くん…!?」
そう言った時には遅かった
バラバラッとそんな事になるって言うくらい分解されている拳銃…
っというかどこからそんな工具出てきたっていうのを
持ちながらあーやっぱりっと陣平くんは納得していた
松「やっぱりシリンダーストップいっちゃってたわ
バレルとシリンダーの軸線もズレてたし
そりゃ当たらんわ」
まだ初回の訓練なのに…、そんな事なんで分かるんだろうと少し感心していたら
すっごい剣幕の教官が立っていた
鬼「松田ァァ!
すぐに元に戻せ!!」
壊れてる拳銃見つけてやったんだからなんか文句あんのかよってキレてる陣平くんに対して
萩「あちゃ〜〜〜〜
また、やっちゃった」
そんな一言に降谷くんが突っ込む
降「また?」
そしたらものすごく説明顔で
萩「陣平ちゃんはガキの頃から分解魔!
とりあえずなんでも分解したがるんだよ
ま、だからなのかメカとかには結構詳しいんだけどな!
特に爆弾とかな…」
ば、爆弾なんて…いつ詳しくなるタイミングがあるんだろうなんてやっぱり誰より謎だらけだなぁ陣平くんは…
とまだ悪びれる様子もない陣平くんを見る