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【OP】さよなら、My Dear

第7章 おまけ


〈一応聞くが、おれのやろうとしてること海軍に教えたりしねェよな?〉
私を頼るのは不安か。まあ無理もないだろう。
海軍を欺こうとしている奴に海兵が積極的に協力を持ち掛けてくるなんて普通、密告以外の目的はない。逆の立場なら私も疑っているところだ。
『言ったろ、私を信じろ』
海軍よりも海賊よりも世界政府よりも、友人であるロシナンテの方がよっぽど大事だ。役に立てなかったとしても裏切ることだけは絶対にしない。
マルーは自信たっぷりにロシナンテの警戒へそう返し、計画の詳細を聞き出すことに成功した。









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