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【OP】さよなら、My Dear

第3章 ドジっ子


食べ物の恨みは恐ろしい、とどこかで聞いたことがある。根に持たれる前に取り繕うべきだろうとマルーは考えた。
『明日はカレーだ。それの付け合わせで出てくるサラダを譲るからチャラにしてくれ』
「お前がサラダ嫌いなだけじゃないか。まあ貰うけどさ」
『米も食えて葉物も食えるんだ。喜べ』
食べ終わる頃にはすっかり元の調子に戻った2人は食堂を出たあと点呼までの自習時間をこっそり雑談に費やした。









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