• テキストサイズ

【OP】さよなら、My Dear

第6章 麦わらとハート


クルミ割り人形のような見た目の大きなオモチャの上にバルトロメオとグラディウスが墜落したのを横目に、ロビンとマルーが無事に着地する。
「ルフィ!!? トラ男君!! ここにいたの!?」
数人の男たちが居るのを見て、ロビンが驚いた反応をした。
『誰?』
「私達の船長のルフィとその同盟相手のトラファルガー・ローよ」
『んん……なんだか新聞で見たような気がする』
胸元に古傷のある細め低身長の男はたまに見る新聞や手配書で少し見覚えがある。
基本ドレスローザに関係のありそうなニュース以外見ないし世間を騒がす海賊など珍しくもないから大体のことは記憶に薄いが、海軍本部に乗り込んで16点鐘した記事なら何となく覚えている。
トラファルガー・ローもロッキーポート事件や七武海に関する記事でその名を目にした気がする。
『あ、さっき橋で助けてくれた人……』
「ええ、彼がトラファルガー・ロー。トラ男君よ」
両手に手錠をはめ座り込んでいるのは数時間前にグリーンビットで別れたフードの男だ。
鍵はいま目の前にいるローに届けるべきものだったらしい。けれど既にひまわり畑にいると思い、レベッカに託して行かせてしまった。
「ルフィ! トラ男君! 兵隊さんも! 早く行って!! 4段目のひまわり畑へ!!」
今さらレベッカをここに呼ぶ手立てはない。となれば手錠側が鍵の元へ行くしかないだろう。
起き上がって戦闘態勢に入ったグラディウスの前に立ち塞がり、ルフィとローと剣闘士の3人を1段上の花畑へ向かわせた。
バルトロメオがひまわり畑まで続く階段をバリアで出現させている間、ロビンとマルー、あとは金髪の貴公子キャベンディッシュの3人が主立ってルフィたちの道を守る。
巨大なオモチャとドンキホーテファミリーの雑兵たちと、破裂人間のグラディウス。
数的にも能力的にも厄介だ。油断は許されない。
ルフィたちが登りきったのを見計らい、バリアの階段を解いた次はロビンが崖伝いに4段目を目指す。
パムパムの能力は触った部分を膨張させ、破裂させることができる。それは地面も例外ではないらしい。
そこら一帯がボコボコと風船のように膨らんでいく。
『……!』
不安定な足場のせいでグラディウスの元まで行きにくい。それにこのまま地面が破裂したら敵味方共々吹き飛んでしまうだろう。
/ 103ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp