• テキストサイズ

【OP】さよなら、My Dear

第6章 麦わらとハート


その瞬間、地下の天井が崩れ太陽の光が降り注ぐ。
「ウオオオ~~ありがとうウソップ~~~!!」
「天から光がァ~!」
「この男、天からの使いだとでもいうのかァ!?」
港中から歓声が上がる。
マルーも下から見上げながらウソップを尊敬の眼差しで見つめた。
白目を剥いた血まみれの姿が光に照らされる。
「こ、神々しい……!」
思わず息を飲むほど美しく見えたその様にうっとりとした溜め息がそこかしこで聞こえてくる。
命を賭して自分たちを救ってくれた大恩人の姿がまるで神のように思えた。
「………! おまえ……タチ……わ……おれ……が……み……ち……び……く……!!」
ウソップが切れ切れにそう言い放つ。
「!!?」
「"お前達はおれが導く"!?」
なんという事だろう。常人ではとても動けない状態だというのにこれからのことまでやり遂げようとしている。
「あんた……やっぱり天の使わした……おれ達の救世主なんだな!!」
「おれ達を導いてくれェ! "ゴッド・ウソップ"!!」
大歓声が巻き起こる。マルーもまた胸がいっぱいになり頭上の英雄に拳を突き上げた。
『ありがとう……ゴッド・ウソップ!』
かくしてマルーは後の伝説として語り継がれることとなるゴッド・ウソップの勇姿をその目に焼き付けたのだった。









/ 103ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp