• テキストサイズ

【斉木楠雄のΨ難】鳥束だけの短編集

第10章 彼女曰く、悪夢は二日連続で見るらしい


名前さんの家のインターホンを押すと、普段着に着替えた彼女が出迎えてくれた。
お泊まり会が楽しみなのか、名前さんがわくわくしているのが伝わってくる。
悪夢を忘れられているのはいい事だ。



荷物を置いてからは、テレビを見たり雑談をして過ごしていた。
そうこうしているうちに腹が減ってきた。

なんと、名前さんが飯を作ってくれるらしい。

名前さんの手料理が楽しみすぎて、ついにやけてしまった。



「はい、ご飯出来たよ!」

名前さんは、出来上がった夕飯をテーブルに置いていく。
ドレッシングだとかを持ってきてから、彼女は椅子に座った。
俺は彼女の向かい側に座る。

「……美味い」

「本当?ㅤ良かった!」

嬉しそうに笑う名前さん。
何かこれ、新婚みたいだな……。頬が熱くなる。
名前さんは、そんな俺を見てきょとんとしていた。
/ 215ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp