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【斉木楠雄のΨ難】鳥束だけの短編集

第4章 君の肩で眠る


しばらく窓の向こうの景色を見ていた俺は、視線を名前さんに向けた。

彼女は眠そうにしている。

今日は体育があったらしいし、さっきまで沢山歩き回っていたから疲れたのかもしれない。

夕方というのも、眠気を誘う。

「まだ降りるまでしばらくかかりますし、寝てていいっスよ。起こします」

「んん……ありがと……」

どうにか絞り出したような声は、とても眠たげだった。
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