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【斉木楠雄のΨ難】鳥束だけの短編集

第19章 さらば日常


とぼとぼと何となく歩いていると、いつの間にか自室についていた。

部屋の中に入ると、ふと本棚が視界に入る。

あ、そうだ。トリップした私の家にも、斉Ψの単行本ってあるのかな。

本棚を左上から順に見てみる。

単行本派な私の本棚には、それはそれはもう大量の漫画が入っている。読書自体をする方だから、漫画だけでなく小説も結構持っている方だ。

少年漫画や小説が沢山入っている中、私は無事に探している本を見つけた。

「あ、あるんだ……」

そう言えば作中で斉木くんが単行本を持ってたりしたし、今私のいる斉Ψ世界に単行本があるのも不思議ではないのか。

一人納得した私は、試しに一冊本棚から抜き取りパラパラと読んでみる事にした。

この私の行動が、新たな発見と言うか、新たな疑問と言うか──を、生むことになる。
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