第8章 パプリカTV
脩「シカトしてんじゃねーぞコラ」
チ蛍「…」
脩「この野郎…調子に乗りやがって!」
唯の彼氏が平手打ちをしようとしたが蛍介はそれを避けた。
「蛍介くん!」
脩「おい!!」
チ蛍「え?」
脩「このクソブタがぁ!こっちが今度は手加減しねぇぞ!」
我に帰った蛍介は今度は避けることができなかった。
しかし
?「おい!!」
その言葉で拳が止まった。
声の主の方を見ると
流「ちょっと待て…ゴホンッ…」
「流星くん!」
脩「なんだテメェはコルァ」
唯「わ、私のクラスメート」
脩「クラスメート!?一年坊か…」
流「…いや、事情はよく分かんねーけどよ…勘弁してやってくんねーかな?そいつには借りがあるんだわ…やられる方の不愉快な気持ちお前考えたことあるか?」
、チ蛍((感激!!))
脩「ハッ、タメ語かよ。最近のガキは礼儀がなってねーな。お前、俺が誰だか分かってんのか?喜安高校の伊藤修司だ。聞いたことあんだろ」
修司は財布を手にしながら流星に近づいてきた。
流「おい、唯。お前もよくやるよな」
脩「!?」
流「彼氏いながらあんなことするなんてよ」
唯「な、なんのことよ!!」
脩「??」
流「あの財布…蛍介にプレゼントして返されたやつだろ?」
唯「ワ…ワケわかんないんですけど!脩ちゃんっ!帰ろっ!気分悪い!」
脩「待て。詳しく聞かせろ」
修司は唯を止め、流星に話を聞いた。
唯「しゅ、脩ちゃん!?」
流「…ウチのクラスに綺麗な顔したヤツが1人いるんだわ。唯のヤツ、そいつに惚れて色々貢いでやんの」
唯「脩ちゃん!全部デタラメだから!」
流「そのズボンもそいつにプレゼントして…そいつに断られたやつ。そいつにはすでに惚れてるやつがいるから、唯のことなんて相手してなかったけどな」
流星はの方を見た。
(え…な、なぜそこで私を見る…?やめてくれぇ…)
唯「脩ちゃん!全部嘘だからね!アイツ私に惚れててそれであんなデタラメ言ってるだけ!!」
流、((そう来たか…))