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外見至上主義に抗いを

第8章 パプリカTV


流「俺らも一緒に行く」

瑞稀とに流星は蛍介を連れて話しかけた。

瑞「え!?なんでよ!?」

流「いいだろ、な?お前も行くだろ?」

蛍「あ、う、うん!!」
蛍(ちゃんとカラオケに行けるなんて…!!まるでドラマで見る高校生じゃないか…!!)

瑞「どうする?」

「いいんじゃない?きっと楽しいよ」
(放課後に友達と遊びに行くなんて…まるでドラマで見る高校生…!!)

こうしてカラオケは4人で行くことになった。

瑞「はパプリカTVやらないの?」

「うーんやらないかなぁ」

瑞「ならすぐベストBJになれるのに…唯抜かすのも夢じゃないと思うよ!」

「うーん…でもお金ってそんな簡単に手に入れていいものじゃないし…ネットって怖いし…私は地道にアルバイトするよ…トホホ…」

瑞「えらい!」

蛍(可愛い上に優しくて、考え方もしっかりしてる…僕…ちゃんが好きだ…)

この時蛍介は初めて自分の気持ちを自覚したのだった。
カラオケを終え、蛍介はを、流星は瑞稀を送り解散した。

蛍「ちゃんは、いつからそんなにしっかりしてるの?」

「いつからって…分からないな。でも、最近じゃない?割と」

蛍「そうなの?」

「うん。ここ1年間くらいだよ。ばあちゃんが認知症になっちゃったから私とお兄ちゃんがしっかりせざるを得なかったし。お兄ちゃんだけだと頼りないとこあるからさ」
(すぐ喧嘩するし、頭もそんなよくないからね…あはは…)

蛍「そうなんだ…ちゃん、好きな人とかいるの?」

「みんな好きだよ。蛍介くんも、瑞稀も、流星くんも、美玲も、四宮も、バスコも、翔瑠も…」

蛍「そ、そうじゃなくて」

「うん?」

蛍「れ、恋愛感情で好きな人…いないの…?」

「恋愛感情…考えたことなかったな…いないかなぁ…正直そんなこと考えてる余裕今まで無かったから。これからそんな人ができたら素敵かもね」

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