第7章 学園祭
バ「…!!」
バ(や、柔らかい…!!今まで掴んできた男どもの手とは全然違う…!!こ、こんなの俺が力を入れてしまったら骨まで粉々に砕けてしまう…!)
翔「よーいどん!」
パサッ
倒したのはだった。
バ「…」
翔「あ、あぁ…」
「え?私の勝ち?」
翔「そ、そうなるな…」
「やったー!でもバスコが全然力入れないでいてくれたからだから、お金はいらない!じゃあ私他のところ周るね」
はそのままその場を去った。
翔「バスコ…」
バ「柔らかかった…」(ホロリ)
翔「相手になると弱すぎる…」
(次どこ回ろうかなぁ…それにしてもみんな誰かといる…今更1人でいるの少し恥ずかしくなって来ちゃった)
四「」
「四宮!」
ちょうどいいタイミングで四宮が話しかけてきた。
四「1人なら一緒に周ろう」
「うん!いいよ!」
2人で歩いていると段々と人が増えてきた。
ギュッ
すると四宮がの手を繋いできた。
「四宮…」
四「人多くてはぐれたら危ないから」
「うん、わかった」
は四宮の手を握り返した。
四「っ…」
四宮は自分からした行動に顔を赤らめ、少し後悔するのだった。
しばらく2人で歩いているとドレオクが始まった。
「え?なに?蛍介くんを落札したい?」
四宮はこくりと頷いた。
「でもドレオクって女の子しか落札できないよね?」
四「うん」
「私が名前貸そうか?」
すると四宮の顔がパァッと輝いた。
しかし会場に着くともうすでに蛍介の落札は終わっていた。
「5、50万て…すごい…」
四「…」
「ごめん、もっと早くついてれば…」
四「ううん、のせいじゃない」
「ありがとう。やっぱ蛍介くん、人気なんだね」
四「うん」
そして夜、この学園祭の目玉とも言えるステージが始まった。