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外見至上主義に抗いを

第6章 祖母


ー翌日ー

先「ほらー大事な話があるから席つけー」

朝のホームルームで先生が座らない生徒に呼びかけた。

男子1「なんだ?転校生か?」
女子1「イケメンの生徒がいい〜」
男子2「うっせぇブス」
女子2「テスト無くなんないかなぁ」

先「テストなんだが、学園祭も控えているし、先生達の都合上学園祭の後に延期することになった」

男子3「っしゃー!」
女子3「えー!まじー!?」
男子4「これで勉強しなくて済むぜ」
女子4「あんた元からやってなかったでしょーが」

蛍(良かった…僕も全然出来てなかったから…でも…ちゃんはバイト休んでまで勉強してたし嫌じゃないのかな…)
蛍介はの方を見た。

「良かった!今回は四宮に負けちゃうかもと思ってたから、これで挽回できるチャンスできた!」

四「俺ももっとやる」

「やんないで!負けたくない!」

蛍「あ…」

蛍介が心配するようなことは何もなかったようだった。
ホームルームが終わってから蛍介はに話しかけた。

蛍「ちゃん」

「ん?なに?蛍介くん」

蛍「バイトも休んで勉強やってたのに、テスト延期になって嫌じゃないの?」

「んー、バイト休んだのは少し悔やまれるけど、でも勉強したことが無駄になるわけじゃないから!別に嫌じゃないよ」

蛍「そっか…すごい。かっこいいね、ちゃん」

「えー?そう?普通だよ」


蛍介に褒められ、謙遜するを恨めしそうに生ゴミ事件の女子3人は見ていた。




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