• テキストサイズ

外見至上主義に抗いを

第4章 バスコ


遊「ん?」

遊は四宮のことを見た。
すると四宮はスッと立ってお辞儀をすると、に軽く手を挙げて帰っていった。

(し、四宮…なんだかいつもと違う雰囲気だった…もし蛍介くんが来なかったら…)

遊がの方を見るとは顔を赤くしていた。

遊「?顔赤いぞ、熱でもあんのか?」

「え!?い、いやないよ…」

遊「本当か?」

「うん」

翔「大丈夫か?」

「うん大丈夫だよ」

バ「…」

「そんなに睨まないでよバスコ」

バ「無理しすぎだ」

「うん…ごめん…」

バ「別に怒っているわけではない」

翔「心配なんだよな」

遊「、やっぱり夜は俺がバイトに行くよ」

「ばあちゃんああなったら誰が止めるの?私の力じゃ無理だし、ばあちゃん、私の言うことは聞いてくれないけど、お兄ちゃんの言うことは聞くから、お兄ちゃんがばあちゃんの面倒見ててくれた方がいいよ」

遊「うーん…」

翔「まあいろいろあんだろうけど、あんま無理はするなよ」

「うん…」

バ「もしまたばあさんがいなくなったりしたら俺たちにも連絡しろ。一緒に探してやる」

「分かった、ありがとう」

遊「助かるよ、じゃあ俺と先帰るわ」

バ「あぁ」

翔「おう、気をつけろよ。、お大事にな」

遊とは保健室を出ていった。








翔「あれじゃあ怒ってるって勘違いしちまうぞ?」

バ「…ホロリ」

翔「おい…あ、やべ、俺もバイトだ、俺たちも行こうぜ」

バ「うん…」

それから翔瑠はカフェのバイトへ、バスコはバーンナックルを引き連れ翔瑠のバイト先へと向かった。
イケメンの蛍介も、家に来ていた母を連れ翔瑠が働くカフェへと行った。
そこで母からお金を受け取る蛍介を見て、バスコは友達の母親から金を巻き上げていると思い、蛍介を殴ろうとしたが、蛍介に返り討ちにあってしまった。
次の日からバスコはしばらく学校へ来なかった。

/ 131ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp