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外見至上主義に抗いを

第4章 バスコ


ー次の日ー

美「次の体育めんどくさーい、サボっちゃおうかな」

瑞「ほら一緒に行くよ、さぼんない」

「蛍介くんのスポーツしてるとこ見れるかもよ?」

美「絶対サボらない。早く行こう2人とも」

がそう言うと美玲は更衣室へとすっ飛んでいった。

瑞「はやっ…は美玲の扱い上手いね」

「美玲蛍介くんのこと大好きだもんね」

瑞「蛍介くんはの事気になってるように見えるけど…」
瑞稀は小さな声でつぶやいた。

「何か言った?」

瑞「あ、ううん!なんでもない!私たちも遅れちゃうから行こっか」

「うん、そうだね」

2人も美玲の後を追って更衣室へと向かった。











女子生徒達「いーち、に、さーん、しー」

先「ほらもっと声出せ!」

女子1「うざっ」
女子2「出してるっつーの」
女子3「お前がもっと出せよ」

先「香川!ちゃんと準備運動しろ!」

美「はーい」
美(準備運動してる姿もかっこいいんだから…♡)

美玲の目は準備運動中も蛍介に釘付けで、注意されてもやめることはなかった。

「ふふ」
(美玲ったら…でも…確かにものすごいイケメンだよね…)
も美玲の視線の先を追った。
すると






バチッ







「あ…」
蛍介と視線があってしまった。
は思わず逸らしてしまった。

(なんか私がずっと見てたみたいじゃん…!てかなんで私も目逸らしちゃったんだろ…そんなの自分から見てましたって言ってるようなもんじゃん…あー…失敗した…よし)

はもう一度顔を上げると、ニコッと笑って小さく手を振った。
すると蛍介の反応を見る暇もなく先生が集合をかけたので小走りで先生の元へと集まった。



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