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外見至上主義に抗いを

第10章 校外合宿


2日目の校外合宿もあっという間に終わり、夜になると瑞稀は流星と散歩へ行った。

唯「流星は瑞稀ばっかり!」

美「当たり前でしょ?も飲も!」

2人はお酒を飲み始めた。

「あ、私も約束あるんだ」

美「え!?誰と!?」

「ふふーん、内緒」

は部屋を出た。
もちろんは誰とも会う約束などしていない。ただはもうお酒を飲んだりしたくなかったので、2人に嘘をついたのだ。


(約束あるって言って出てきたのはいいものの…どうしよう…)


そんなことを考えながら廊下を歩いていると

バコン!!!

「うっ…」

部屋のドアを突き破り誰かが吹き飛んできた。

男子1「枕で吹っ飛んだぞ!」
男子2「折緒が吹っ飛んだ!」

そこは建築学科の部屋だったらしく、バスコが投げた枕で折緒が吹き飛んだようだった。

折「いってぇ…あ!?わ、わりぃ!!」

翔「折緒大丈夫か!?って…!!」

バ「なに!?!」

は軽い脳震盪を起こし、気を失っていた。

バ「保健室に…」

翔「ここに保健室はねぇよ…少し部屋で休ませよう」

バスコは部屋にを運んだ。
数分するとは目を覚ました。

バ「〜…」
バスコは泣きながらの頬を軽くペチペチしていた。

「んん…」

翔「!!大丈夫か!?」

バ「!!」

「大丈夫だよ、バスコ泣かないで」
は苦笑いしながら言った。

バ「折緒がすまなかった…」

BNCメンバー((((枕投げたのバスコだけどな…))))

翔「悪りぃ…」

「いや私も周りに注意しないで歩いてたの悪いから…」

バ、翔「「…」」

バスコがの方に手を伸ばした。

ギュッ

は抱きしめられた。
「あ…」

BNCメンバー「「「「!?」」」」
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