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【呪術廻戦】執愛

第1章 堕ちた先は快楽地獄【両面宿儺 虎杖悠仁】



「どうした、強気なのは終いか?」
「ひ、あっ、やぁ……っな、なに……?!へ、へん……っ、おかし……っ」
「生娘とあれど、股を開けばただの女だな。いくら強気でも堪え性がない」

 呆れたように吐き捨てながら、宿儺は無遠慮に腰を振りたくる。パンッ、パンッ、と肌と肌がぶつかる激しい音を立てながら、先程とは比べ物にならない程勢いの増した律動を繰り出されて目を剥いた。
 しかし、ただ単に欲望をぶつけられているというわけではないことに気づいたのは、大きな鬼頭がざらざらした蜜襞を執拗深く攻め立てられ続けた時である。
 その腹の内側の部分を激しく接触するように揺り立てられるたびに、いつしか痛みなんて微塵も感じなくなり、代わりに強い悦楽に成り代わってしまっていた。
 それを脳より先に気づいた美代の身体は、太く膨らんだ剛直を本能のままに締め上げ、次第にぐちゅり、と熱い蜜を腹の内側から大量に溢し始める。

「ああっ、やっ、ああっ……むり、いやぁっ、やだ、とまって、とまってぇ……っ!」
「おかしなことを言う。締め付けて離さないのはお前の方だろう?」

 嬉々として笑いながら、宿儺は悠仁の方に視線を投げた。血を吐くのではないかというほど叫び声を上げていた悠仁は、気づけば声も出せないまま、呆然とこちらを冷たく見下ろしている。

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