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*名探偵コナン* ILOVE… *諸伏景光*
第1章 *File.1*
そうならないことを願いはするが、彼女がもし不審な言動をするようなことがあれば、彼女をこの手で殺す。
その覚悟を、オレ自身が決めなければならない。
「ああ。此処に置くのか?」
「しばらく様子をみたい」
「気をつけろよ」
「分かっている」
公安部、としてではなく、あの組織の人間として。
「頼んだよ」
「ああ」
公安部の上層部には、ゼロから報告が行くだろう。
「ハア」
松田はオレとゼロの話を聞いて、諦めたように大きなため息を吐き出した。
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