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*名探偵コナン* ILOVE… *諸伏景光*
第15章 *File.15*(R18)
「…景光?」
真夜中、電気を消して布団に入った瞬間、景光に名前を呼ばれた気がして、上体を起こした。
また、景光の身に何かあった?
元気にはしてると、ゼロから聞いたばかりだけど。
公安の潜入捜査官なんて、日々生命の危険と隣り合わせの職業だ。
例え、これから先、何があっても生きていて。
景光、貴方だけは。
再び身体を倒して横になると、瞳を閉じてそう祈った。
私の記憶はもう、戻らなくてもいいから。
彼の生命だけは、私から奪わないで。
お願い、神様……。
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