• テキストサイズ

みかん

第2章 第一章


ボソッと言ったガロゥの言葉に、ミレィラは反発しようとする。が、バートルに手を引かれ、言う前に終わった。


暫く走っていたが、ミレィラがはっと何かに気づく。


ミレィラ「待ってバートル!忘れ物した!!」

バートル『…はぁっ!?何言ってんですか?!今は逃げるのを優先して──』

ミレィラ「ごめん!先行ってて!」

バートル『ちょっ!!お嬢ー?!』


──みかん忘れてきた!!


自らの命よりみかん優先のミレィラは、バートルを振り切り部屋へ走っていった。




/ 20ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp