第2章 第一章
バートル『お嬢!無事ですか?!』
ミレィラ「?うん。無事?だけど。何かあったの?」
バートル『警察が来たんです!今すぐ逃げてください!!』
ミレィラ「……へ?」
ミレィラは、理解出来ずにいた。
警察は、このガロゥを、暗殺者を捕まえてくれるんじゃなかったのか。
ミレィラ「え、で、でも、警察はこいつを捕まえてくれるんじゃないの?」
バートル『っ……私達も捕まる側です、お嬢。さぁ、早く!』
ミレィラ「そ、そんなっ…」
警察に通報したのは、ミレィラの独断だった。
まさか、その行動が家族を、皆を危険に晒すとは思ってもみなかったのだ。
ガロゥ「…ハハッ……ほら見やがれ」