第2章 第一章
ガロゥの枷が外れた瞬間、警察官の声が響いた。
警『あっ!いたぞー!!捕まえろー!!』
ドタドタドタ!!!
ミレィラ「え"っ!?も、もう見つかった!?」
ガロゥ「ちっ!逃げるぞ!」
ミレィラが爆弾で開けた穴に向かい、走っていくガロゥ。
慌ててミレィラも後を追う。
ミレィラ「ちょ、ガロゥ待って……きゃあ!」
石ころにつまずき、ミレィラが盛大にこける。
ガロゥ「おいいいいいいっ?!」
警『チャ、チャンスだ!捕まえろ!』
ミレィラ「うわわわわ!ガ、ガロゥ~!(汗」
逃げようともがくミレィラに、容赦なく警察が迫ってくる。
ガロゥ「くそっ!!」
ガロゥの顔から、表情が消える。
背筋がゾッとする程の殺気を感じた瞬間、群れていた警察官は、皆殺しにされていた。
大量の返り血が、ミレィラとガロゥの服や顔に飛び散る。