第2章 第一章
暫く走り、ミレィラは自室につく。
幸い、来た道に警官はいなかったため、わりとスムーズに来れた。
だが、部屋の中に警官が居ると、とてつもなく面倒なため静かにドアを開ける。
するとそこには、案の定警官が数人、そしてみかんがグチャグチャに踏み潰されている。
その光景を見た瞬間、ミレィラの何かがプツンッと切れた。
ミレィラ「私のみかんーーーーー!!!!!」
警『えっ?!あ、ミレィラ・ナイールだ!捕まえろー!!』
ミレィラ「私のみかんに何してくれてんのよーー!!!」
バキィッと良い音がして、警官が一人倒れる。
警『うえぇ?!こ、こーむしっこーぼーがいだ!』
ミレィラ「公務執行妨害って、意味分かって言ってんの!?つか、うるさい!!」(ドカッ)
警『ぎゃあぁぁぁぁ~……』(チーン)